採用情報
新卒・中途採用にご関心のあるみなさまへ
ナカノ株式会社は、1934年(昭和9年)の創業以来一貫して、衣類・繊維類の回収、ウエス(工場の油ふき等に使用される布切れ)や軍手等への商品化、そして納品まで、リサイクルの【全工程】に責任を持つ、現場主義を大事にしています。そんな、ナカノという会社への理解を深めていただくために、以下のとおりご紹介させていただきます。
エコソフィーを実現するために
ナカノ株式会社は豊かな社会づくりに貢献する事業の一環として、「エコロジー(環境)とエコノミー(経済)のバランスある調和のためには、人々の知恵やフィロソフィー(哲学)が必要である」との認識の下、「エコソフィー」を行動指針とし、その実践に積極的に取り組んでいます。
ツリーではなく3D組織
ナカノ株式会社では、通常はツリー構造になりがちな組織構造を超えて、3次元的な視点を導入しています。
弊社は、リサイクルだけでなく、ヘルメットやゴーグル、防塵マスク、作業服手袋、耳栓などの作業用品の他、脚立・台車、バリケード・フェンス、ジェットタオル、クリーンマット、防錆材、研磨材、さらには白衣、エプロン、清掃、介護、防災用品まで、なんと1万点以上の製品を卸販売しています。
グループ研修風景
このため、95人の社員は一人ひとりが決められた組織の中で動くのではなく、時と場合によって自らが所属する組織を超えて、主体的に行動することが求められています。そして、常にアンテナを張り巡らせ、「今、自分は何をやるべきか」を考え、チャンスを見つけたらすぐにチャレンジする気持ちが必要となります。
つまり、組織を平面的ではなく立体的[3D]にとらえ、あらゆる角度から進行中の業務を俯瞰する能力が要求されるのです。
他の組織や業務に関わっていくことで、結果として仕事のバランスがとれ、会社の業務もうまく回っていくことに繋がると考えています。
コミュニケーションの活性化
ナカノ株式会社は横浜の他、秦野(神奈川)、いわき(福島)、郡山(福島)小山(栃木)、中央(山梨)、富士(静岡)、苅田(福岡)、上海(中国)、マニラ・スービック(フィリピン)と日本のみならず、海外にも営業所・工場を展開しています。
事業本部オフィス風景
これら、本社と事業所、それに事業所間等の業務日報は、全社での情報共有推進のため、原則公開しており、地方や海外にいても、本社や他の営業所の状況がわかるようになっています。
この業務日報に書かれていることについては、役職に関係なく誰でも自由に意見を述べることができ、社長と社員が「意見」を交わすことも日常的にあります。
社員研修の一環としてのフィリピン現地視察旅行
また、リサイクルしたものを商品化するには、いろんなアイデアが必要となるため、広い視野と豊かな感性が必要となります。
そうした能力を養う社員教育は、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)が中心ですが、この他に社員が日常の業務に役立つと考え、自主的に行っている通信教育や社外研修への参加に対する補助制度もあります。
人材採用では“人物像”を重視!
2011年キックオフミーティングの懇親会風景
基本的には、新人・中途採用者の区別はありません。求められる人物像としては、以下の3つを挙げています。
- ・素直で責任感があること
- ・主体的で忍耐強く自己研鑽できること
- ・コミュニケーション力があること
あとは社員の個性として、多様なタイプの人が会社の方向性に共感し、理念の実現に向け互いに切磋琢磨し、活躍できる人物を求めています。
「業務」ではなく「人」に焦点を当てた役職名
同社では、2010年9月から、部長職以下の役職名を社員が目指すべき、キャリアイメージを描けるものに変更しています。
例えば、部長職は「中孚(ちゅうふ)」で、誠心の意味があり、業務遂行能力はもとより、真心で社員を率いることを目指します。
次長職は「変革」で文字通り変革の意味があり、課長職は「同人(どうじん)」で、志を同じくするという意味のほか、会社の理念やビジョン・ミッションを理解し、社員の進むべき道を示す指導的役割を求めています。
係長職は「大観(たいかん)」で、俯瞰的な洞察という意味のほか、自分の所属している部門の事業を深く理解するとともに、部署を超えた視点で意思決定ができるレベルが期待されます。
主任職は「琢磨」で、後身を指導することによって自らも学び、将来のために自らも研鑽に励むことが求められます。
担当職は「和声」で、それぞれの個性が調和した新たな創造、という意味が込められており、新入社員であっても、主体的に組織に関わって個性を発揮し、可能な範囲内で、意思決定できるレベルを目指します。